１１月下旬にリニューアルオープン予定の八戸市営魚菜小売市場について、市は１２日から、新たに入居する店子（たなこ）（テナント）の募集を開始する。締め切りは９月１２日。

　新たな市場は旧市場の２階部分を減築した平屋。回遊性を高めるため、観光客に人気がある食堂を中心に配置。店子が入る売り場は食堂を囲むような「コの字型」となる。

　食堂を除く総店舗数は２５区画。これまで入居していた仮営業中の２２の店子が戻る予定で、今回の募集は残る３区画分。１０月上旬の選考会で決定する。

　広さは１区画約７・８平方メートル。鮮魚や海藻類、青果などの販売を行う市内の業者が対象。営業時間は午前３時～午後７時。使用期間は２年間。

　応募は市水産事務所で受け付ける。２６日午後１時から、市水産会館で応募者説明会を開く。水産事務所は「市場を盛り上げてくれる店子に入居してほしい」としている。

　問い合わせは、市水産事務所＝０１７８（３３）２１１５＝へ。