Free【あの日の紙面】1983(昭和58)年9月2日
サハリン沖で行方不明となっていた、米国アンカレッジ発ソウル行きの大韓航空機が、ソ連の戦闘機によって撃墜されたことが明らかになった。撃墜事件というショッキングな事態に、深刻な外交問題に発展するのは必至の情勢になったと報じている。
当初、大韓航空機はソ連領内に強制着陸したとされ、乗員・乗客は全員無事との情報があったが、日本人を含む269人全員が死亡した。
領空侵犯の原因としては装置の入力ミス、燃料節約のためなど諸説あるが、不明のままとなっている。