Freeヨーグルトリキュール、販売1万本突破 八戸酒造×斗南丘牧場 ラベル一新
八戸市の八戸酒造(駒井庄三郎社長)が1月末から手がけるヨーグルトリキュール「Bonsurb(ボンサーブ)」の販売本数が1万本を突破した。主力ブランド「陸奥八仙」にヨーグルトをブレンドした人気商品で、節目を記念しラベルをリニューアル。同社は販路拡大や新たなコラボ商品の開発を見据える。
ボンサーブは、むつ市の農畜産物加工業・斗南丘牧場(原英輔社長)のヨーグルトを使用。まろやかな甘味とコメ本来のうま味が特徴だ。女性を中心に人気があり、月1500本限定で販売しているものの、すぐに売り切れる状態が続いているという。
ラベルは、シールから瓶自体にデザインする形式に変更し、中身の視認性を向上させた。ロゴも、牛を主体にかわいらしくおしゃれな雰囲気に仕上げた。
30日は同社で記念セレモニーが開かれ、同社と同牧場の関係者に加え、熊谷雄一八戸市長や宮下宗一郎むつ市長らが出席。
駒井社長が「これからもお客さまにおいしいと思ってもらえる商品を開発していく」とあいさつ。原社長は「商品を通して両市の連携が深まるようにしたい」と述べた。最後は全員がボンサーブで乾杯した。
ボンサーブはアルコール度数5%、720ミリリットル入り1870円(税込み)。青森県内の26店舗限定で販売している。