Free横断歩道の一時停止率、2年連続で改善 八戸など3市

八戸モータースクールなどを運営する弘前市のムジコ・クリエイト(新戸部洋輔代表)は23日、信号機のない横断歩道で、歩行者が横断しようとしている時に車が一時停止する割合(一時停止率)の調査結果を公表した。八戸、青森、弘前の3市で今月調査した結果、八戸34・0%(前年同月比17・8ポイント増)、青森22・6%(9・1ポイント増)、弘前32・5%(8・2ポイント増)と、3市とも2年連続で改善した。

 今回は2021年4月の交通教則改正を受け、歩行者が手を上げて横断する意思を示した場合の一時停止率も初めて調査。八戸49・1%、青森46・0%、弘前50%で、一定の効果がみられた。

 同社経営戦略室の須藤孝介主任は「改善傾向にあるのは喜ばしい。今後も県警や県と協力して歩行者優先の意識向上や交通安全につながる活動をしていきたい」と強調した。

 同社は日本自動車連盟(JAF)が19年に実施した全国調査で、青森県が全国ワースト2位だったことを受け、一時停止率の向上を目指す「Challenge(チャレンジ)2025」プロジェクトを開始。一時停止率の調査はその一環で、県内で国民スポーツ大会が開かれる26年までの全国1位を目指している。

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