Free丸々と大玉に成長 田子産ニンニク、収穫期迎える

収穫期を迎えたニンニク。順調に玉が肥大している=13日、田子町
収穫期を迎えたニンニク。順調に玉が肥大している=13日、田子町

青森県南地方で栽培が盛んなニンニクが収穫期を迎えている。産地の田子町では、生産者が連日、土の中で丸々と育った大玉を掘り出す作業に汗を流している。

 同町の合同会社オーク(大久保和浩代表社員)は、約2・5ヘクタールの園地で福地ホワイト六片と町独自品種「美六姫(みろくひめ)」を栽培。13日は社員が、乾燥させず生で出荷するニンニクを次々と掘り出した。

 今回の収穫分から生ニンニクのインターネット販売を始めており、事業を担う大久保悠紀さん(34)は「すりおろしや丸揚げで食べるのがお勧め。乾燥させたものとは違う風味を全国の人に味わってほしい」と話した。

 同社や町によると、今年は春先に雨が少なかったため、生育への影響が懸念されたが、5月下旬からの降雨で順調に玉が肥大。平年より若干早い生育状況という。町内では7月上旬ごろまで収穫が続く。

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