十和田市などは２日、市内の経済団体や企業に対し、来春卒業する高校生の採用枠拡大や求人票の早期提出を要請した。

　この日は、小山田久市長と三沢公共職業安定所十和田主張所の柴崎繁樹所長が十和田商工会議所を訪れ、今泉湧水会頭に要請書を手渡した。商議所を含めた３者連名で市建設業協会の田島一史会長にも要望した。

　小山田市長は「昨年も高い割合で地元に就職している」と強調。「高校生は給料以外の待遇にも非常に関心がある」と指摘した。

　要請書は、２０人以上の従業員を抱える市内の１６８社にも送る。