Free深まる緑、散策自由に 八戸南部氏庭園、春の開園
八戸市売市4丁目の「八戸南部氏庭園」で27日、春の開園が始まった。来場者がツツジやサツキが咲き、新緑の深まった園内を散策し、思い思いに楽しんでいる。30日まで。
同園は、八戸藩が南部信順(のぶゆき)公を第9代藩主として薩摩藩から養子に迎えた1847年に造られ、19世紀の藩政時代の姿を現代までとどめている。
園内には、樹齢数百年のもみの木や松などが植えられているほか、石灯籠や橋などを巧みに配置。自由に散策しながら観賞できる。
市文化創造推進課の馬場奈穂主幹は「庭園の歴史を感じながら、色鮮やかな園内を見てほしい」と呼びかけている。
入場無料。時間は午前10時~午後4時。