Free「八戸七夕まつり」中止 コロナ下、3年連続
八戸商店街連盟(橋本八右衛門会長)は13日、毎年7月に開催している「八戸七夕まつり」の中止を決めた。新型コロナウイルスの拡大に加え、感染対策に関わる経費の増大や、スタッフ不足などが理由で、中止は3年連続となった。
同日、八戸プラザホテルで開いた総会で決定し、出席者から異論はなかった。
同まつりは例年、市中心街と湊町本町の2会場で実施。色鮮やかな吹き流しが飾られ、夏の風物詩として市民に長年定着してきた。
連盟では昨年以降、まつりや組織を見直す検討委員会を立ち上げ、慢性的な運営財源の不足や吹き流しの減少など、長年の課題を整理。今後は持続的な開催を目標に運営方法を協議するほか、組織の在り方についても検討していく。
橋本会長は取材に、「新型コロナをきっかけにさまざまな問題点が浮き彫りとなった。時代に合った新しい形で、来年以降のまつり開催を目指したい」と語った。