Free日航、トライアル運航スタート/三沢空港
羽田空港の国内線発着枠の配分先決定に向けた「トライアル運航」が27日、三沢空港で始まった。期間は1年間。旅客数などの実績が良ければ、現在、暫定的に認められている三沢―羽田線の1日4便運航が正式決定する。
トライアル運航の開始に合わせ、三沢空港振興会(会長・小桧山吉紀三沢市長)や日本航空の関係者らは同日、同空港で関連イベントを開催。到着便の乗客約90人を出迎え記念品を贈ったほか、出発便に向けてメッセージを記した横断幕を掲げるなどして空港の利用促進を呼び掛けた。
売店では、一定以上の金額を利用した人に、レストランなどで使えるクーポン券を配るなどの取り組みも行われた。
日航青森支店の安井勝一支店長は「やっとこの日が来た。三沢市、青森県、日航が一緒になって盛り上げていきたい」と話した。同社の担当者によると、この日の羽田線はほぼ満席だったという。