ストッキング製造大手のアツギ（神奈川県海老名市）が子会社のアツギ東北むつ事業所の生産業務を５月で終了し、従業員５００人余りが解雇される見通しであるのを受けた「離職者雇用対策本部会議」が２２日、むつ市役所で開かれた。青森県や同市、経済団体などで連携し、離職者を支援していくことを申し合わせた。

　会議には、本部長を務める久保田智むつ公共職業安定所長や宮下宗一郎市長らが出席。

　女性向け専門コーディネーターによるキャリアカウンセリングの実施のほか、人材不足の業界に関する説明会の開催、企業誘致による雇用創出を目指すことなどを協議した。

　会議後、久保田本部長は「離職者の再就職先が少しでも早く決まるよう、地域一丸で取り組みたい」と話した。

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