Freeピザやパスタに菜の花を 横浜町産使ったソース誕生
下北地域の観光旅行などを手掛けるDMO(観光地域づくり推進法人)「しもきたTABIあしすと」(理事長・宮下宗一郎むつ市長)は21日、横浜町の特産品である菜の花を使用したオリジナルソース2種類を開発したと発表した。菜の花のほろ苦さを生かしており、ピザやパスタなどさまざまな料理に活用できる。同町の道の駅よこはまや同法人のウェブサイトなどで、3月上旬に販売を開始する。
同法人は国内外からの誘客促進を目指し、下北地域の自治体や同町と連携して活動。地域食材の魅力などを知ってもらうイベント「下北ジオ・ダイニング」も行っており、2019年には同町で実施した。
この時人気だったピザに使用した菜の花のジェノベーゼソースを基に、同法人は19年秋に商品の開発に着手。菜の花トラスト(むつ市)のなたね油や駒嶺商店(風間浦村)の海峡の塩などを加え、地元関係者の協力を得ながら、新商品の「横浜町産菜の花オリジナルソース」と「横浜町産菜の花ブラックソース」を完成させた。
オリジナルソースはパスタなどの料理に、熱を加えて味を凝縮させたブラックソースは生野菜などにつけて食べるのがお勧めという。
21日に道の駅よこはまのレストランで行われたお披露目会には石橋勝大町長が出席し、ソースを使用した料理を試食した。石橋町長は「菜の花の風味がよく感じられる。町の地場産品として盛り上がってほしい」とアピールした。
各商品とも150グラム入りで、消費税込み1080円。