野田村はこのほど、岩手銀行（盛岡市）が提供する経営支援プラットフォーム「いわぎんＢｉｇ　Ａｄｖａｎｃｅ」に、パートナー企業として参画した。同プラットフォームは全国８２金融機関が導入し、会員約６万７千社の経営を多角的にサポートしている。村は巨大なネットワークを生かして特産品などの情報を発信し、企業誘致などにつなげたい考えだ。

　連携式は村役場で開かれた。同サービスの概要説明に続き、同行の田口幸雄頭取が「プラットフォームを、施策の発信、企業誘致活動、イベント周知、観光に関する発信などに活用し、施策の効果を上げてほしい」と述べ、村と連携強化を図る方針を示した。

　これに対し、中村剛副村長は三陸沿岸道路が全線開通したことを踏まえて「村へのアクセスが向上した半面、素通りされる心配もある。今後は村の認知度向上が重要になる」と述べ、連携に期待を寄せた。

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