Free冬の味覚、マダラ大漁 佐井・牛滝漁港で今季一番
下北半島西海岸で冬の味覚マダラの水揚げが本格化している。佐井村の牛滝漁港では21日、今季最高となる約40トンが水揚げされ、久々の大漁に沸いた。
同村のマダラの漁期は12月~翌年2月で、産卵のため陸奥湾に戻ってきたところを底建網で漁獲する。佐井村漁協によると、近年は比較的豊漁が続いていたが、今季はしけの日が多く、20日までの漁獲量は計80トンほどと低調だった。
天候が回復した21日は、マダラを積んだ漁船が次々と帰港。同漁協牛滝支部の組合員たちが、水揚げされた約6千本のマダラを雄と雌に手際良く分類した。雄は箱に詰めて出荷され、雌は加工に回された。
坂井幸人組合長は「今季は北海道で豊漁となり、価格は下落気味だが、その分、量が増えてくれればありがたい」と話した。
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