佐井村が進める「日本で最も美しい村づくり」の一環で、村民有志が生産、収穫したホップを使用した２０２１年産のクラフトビール「佐井の夕陽エール」の新ラベルが２０日、報道陣にお披露目された。２３日から同村など青森県内７市町村と東京の土産店や飲食店、宿泊施設で販売される。

　新ラベルには、第９回「佐井村夕陽ふぉとコンテスト」（Ｓａｉツーリズム構築推進プロジェクト協議会主催）で最優秀作品に選ばれた、同村大佐井の横浜太生さん（２５）の「茜と秋音（あきね）」を採用。夕日に染まる津軽海峡と同村の願掛岩が写し撮られた作品は、ホップとオレンジピールのさわやかな香りが特徴のビールのイメージに合うと評価された。

　横浜さんは「選ばれて驚いた。願掛岩は子どもの頃からよく通った美しい場所なので、ぜひ足を運んでみてほしい」とＰＲした。

　佐井の夕陽エールは３３０ミリリットル入り７１０円（税込み）。「青森県佐井村あおい環オンラインショップ」でも販売する。

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