Free「復興」三陸道18日全線開通 観光振興、物流拡大に期待
国が東日本大震災の復興道路として整備を進めてきた三陸沿岸道路は、18日に未開通区間の久慈IC(インターチェンジ)―普代村第16地割間(延長25キロ)が開通する。
同区間の完成により、震災から約10年9カ月を経て八戸市―仙台市間(総延長359キロ)が自動車専用道路として一本に結ばれる。三陸沿岸地域の観光振興や物流拡大、大規模災害対応などに大きな役割を果たすと期待される。
18日は午前11時から久慈市民体育館で、国や岩手県、沿線自治体などの関係者が開通式典を開いた後、久慈IC付近の本線上でテープカットや通り初めなどのセレモニーを行う予定。一般車両は午後3時から通行可能となる。
開通区間には久慈南、久慈宇部、野田、普代北の各ICが新設される。久慈ICと野田IC以外はハーフICとなる。