Free赤色鮮やか、大粒ゴロゴロ 八戸でイチゴ収穫本格化
八戸市市川地区で、イチゴの収穫作業が本格化している。1週間後に迫ったクリスマスや年末年始は需要が高まる時期で、生産者が鮮やかに赤く色づいた実の摘み取りに精を出す。
同地区は、青森県内を代表するイチゴ産地。八戸苺生産組合では、組合員が「さちのか」や「とちおとめ」、「紅ほっぺ」を中心に栽培する。
組合長の木村武美さんのビニールハウスでは16日、さちのかが甘い香りを漂わせ、木村さんが色づきや形を確認しながら、大粒のイチゴを一つ一つ丁寧に摘み取っていった。
昨年は新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだというが、木村さんは「現在、感染も落ち着いているので、需要も回復傾向。今年は各家庭でゆっくりとイチゴを味わってもらいたい」と頰を緩めた。