Free暴風雪で青森県内大荒れ 冷え込みも厳しく

冬型の気圧配置が強まり、青森県南地方は暴風雪に見舞われた=13日午後2時ごろ、八戸市
冬型の気圧配置が強まり、青森県南地方は暴風雪に見舞われた=13日午後2時ごろ、八戸市

青森県内は13日、冬型の気圧配置が強まり、三八上北に暴風雪警報が発令されるなど大荒れの天気となった。青森地方気象台によると、八戸で最大瞬間風速27メートル、十和田では12月の観測史上最大の25・2メートルを観測した。気温も冷え込み、最低気温は六ケ所で氷点下3・3度など県内18地点で今季最低を記録。警報は同日夕方までに解除されたが、引き続き、風雪や交通障害などに注意を呼び掛けている。

 県南地方では交通機関も乱れた。JR八戸線は、八戸―鮫間で上下2本が運休し、約200人に影響が出た。大湊線の一部の列車にも遅れが生じた。

 三沢市では、県道三沢七戸線で乗用車など計5台が絡む多重事故が発生。三沢署によるとけが人はいない。路面が凍結し、吹雪で視界不良だったという。

 同気象台によると、14日の県南地方は曇りや晴れ。八戸の最低気温は零度の予想で、引き続き冷え込む見通し。

 
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