Freeコロナで修学旅行中止27校 青森県立高、34校は実施予定
青森県教委は6日、本年度の修学旅行の実施状況について、計画があった県立高66校のうち、新型コロナウイルスの影響で27校が中止を決めたと明らかにした。2校が実施済み、34校が実施予定、3校は検討中とした。県議会定例会の質疑で齊藤直飛人議員の質問に答えた。
県教委によると、県立特別支援学校は19校50グループのうち、5グループが中止を決定。31グループが実施済み、14グループが予定している。グループは学部や障害程度に応じて編成している。
一方、県によると、私立高は17校が計画し、5校が中止。2校が実施済みで10校が実施を予定している。
県は中止や延期が相次いだ2020年度、キャンセル料金が発生した場合、宿泊料金や企画料金の相当額を補助。本年度も補助は継続したが、宿泊料金は補助対象から外し、企画料金のみとなっている。
齊藤県議は、京都など人気の旅行先では半年以上前から宿泊料金のキャンセル料が発生するケースもあるとし、「そんなに先の感染状況は予測できない」と指摘。宿泊料金も補助対象とするよう求めた。
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