新型コロナウイルスの経済対策で、１８歳以下の子どもがいる世帯を対象に子ども１人当たり１０万円相当を支給する国の臨時特別給付について、八戸市は３日、中学生以下への先行給付金５万円を今月２７日ごろに支給するスケジュールを明らかにした。７日ごろから対象者に案内を発送する。

　３日の市議会民生協議会で報告した。今月中に支給予定の児童手当受給世帯の中学生以下（同居の高校生を含む）は、対象者が概算で約２万４８００人。高校生などそれ以外は約１万７００人で、来年１月から順次手続きに入る見通しだ。

　対象者３万５５００人分の事業費と事務費は計１７億９千万円で、全額国庫負担となる。市は７日開会の市議会定例会に、関連議案を追加提案する。

　一方、子ども１人当たり５万円相当のクーポン給付は、国が実施方法を検討している。

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