投票に行こうニャー。３１日投開票の衆院選も終盤。激しさを増す候補者たちの舌戦とは対照的に、二戸市のゆるキャラ「浄法寺のねこ」がかわいらしい口調で投票を呼び掛けるＳＮＳの投稿が、注目を集めている。

　国政選挙で同市の投票率は低い傾向にあり、４年前の衆院選では５６・２７％と、岩手県内の市町村でワースト２位。投稿はこうした状況を打開しようと、「勝手に投票率アップ作戦」と題して市民の有志が企画した。

　九戸村の非公認キャラクター・キングオブチキンも“友情出演”し「チキンと投票　トリあえず選挙へ」と訴える。「ひトリひトリの１票が日本の未来を決めますニャー！」というユニークな標語とともに、期日前投票も含めてＰＲしている。幅広い世代の関心を集め、投票率の底上げなるか？