Free一足早く冬の便り ハクチョウ飛来始まる/おいらせ
青森県有数の白鳥の飛来地として知られるおいらせ町の間木堤で、白鳥の飛来が始まっている。8日は、3羽のオオハクチョウが水面を優雅に泳いだり餌をついばんだりし、付近を散歩する人らに一足早く冬の便りを届けた。
町白鳥保護監視員の蛯名幸政さん(85)によると、オオハクチョウは例年より1週間ほど早い6日に初めて飛来した。
8日は午後に20羽ほどの群れが間木堤を低空で飛行する場面もあった。蛯名さんは「いよいよ冬が来るなという感じ。鳥たちには穏やかに過ごしてもらいたい」と目を細めていた。