【連載・大横綱 白鵬の記憶】(中)至る所に強さの秘密

 7月の大相撲名古屋場所で、隆の勝(手前)を突き落としで下した白鵬=ドルフィンズアリーナ
 7月の大相撲名古屋場所で、隆の勝(手前)を突き落としで下した白鵬=ドルフィンズアリーナ
「神は細部に宿る」。一般的に、細かい部分にまでこだわって全体の完成度が高まるとの趣旨で用いられる格言だ。192センチ、155キロ。優勝45度を重ねた白鵬の体には、至る所に強さの秘密が詰まっていた。 象徴的なのは両足の親指。足の裏を常に土俵に.....
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