Free新しい女性の生き方探る オンラインで奥入瀬サミット

ビデオ会議システム「Zoom」を使って行われたトークセッション。左から対馬ルリ子会長、日野佳恵子さん、小巻亜矢さん
ビデオ会議システム「Zoom」を使って行われたトークセッション。左から対馬ルリ子会長、日野佳恵子さん、小巻亜矢さん

女性の活躍を応援するセミナー「奥入瀬サミット2021」が25日、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」によるオンライン形式で開かれた。企業トップの女性による講演や海外在住の日本人女性らによるトークセッションなどを通し、女性がニューノーマル時代を自分らしく、前向きに生きるための新しい視点について語り合った。

 奥入瀬サミットの会(対馬ルリ子会長)主催で10回目。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年に続きオンラインで開催し、約140人が参加した。

 今回のテーマは「リフレーミング―マイナスからプラスへ―」。女性目線のマーケティングを行うハー・ストーリィ代表取締役社長の日野佳恵子さんが、女性ならではの物事の考え方に触れながら、「今後の消費行動は、社会意義を考えることが鍵になる」と強調。

 サンリオエンターテイメント代表取締役社長の小巻亜矢さんは「自身の健康や感情にもっと目を向け、頑張っている自分を認めてほしい」と提言した。

 「グローバル女子会」と銘打ったトークセッションには、八戸市出身で米国在住の建築デザイナーの高砂充希子さんら3カ国から4人が出演。コロナ禍の各国の状況や女性を取り巻く環境について報告した。

 対馬会長は「昔からのこだわりにとらわれず、女性の感性や若者の感覚を尊重し、新しい時代に生かすことが必要」と締めくくった。

 
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