がん細胞光らせ早期発見 弘前大、診断法実用化へ 2021年8月22日 6:18 がん患者の膵臓(すいぞう)から取り出した腫瘍細胞の塊を顕微鏡で観察した悪性腫瘍(上)と良性腫瘍。染色しただけの左の画像では見分けが付きにくいが、悪性腫瘍が「蛍光L―グルコース」を取り込んで光る右の画像では、良性腫瘍はほとんど反応しない(山田勝也・弘前大大学院特任教授提供) 弘前大と医療ベンチャー企業オルバイオ(京都市)は、がん細胞に入って光る合成物質「蛍光L―グルコース」を活用し、がんを早期発見する新たな診断法の実用化に乗り出した。弘前大大学院を拠点に共同研究を進めており、副作用の少ないがん治療薬の開発も目指.....有料記事です。新聞購読者は無料で会員登録できます。会員登録するログイン(会員の方)サービス内容の詳細はこちら お気に入り登録 お気に入りリスト