Free開館まで88日、館内を一般公開/八戸市新美術館
11月3日にグランドオープンを控える八戸市新美術館で8日、「開館まで88日!カウントアップイベント」が開かれた。訪れた市民らは初めて一般公開された館内の見学やミニコンサート、開館後の企画展紹介などを通じて、文化芸術活動の拠点となる新施設の“出発”を心待ちにした。
同イベントは、9月下旬まで開催されるプレイベント「美術館のプロローグ」の第1弾。仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートや八戸学院大と連携したワークショップなど、時間ごとに区切って行われ、約800人が訪れた。
佐藤慎也館長と美術館スタッフによるトークイベントでは、八戸三社大祭をテーマにした開館記念展「ギフト、ギフト、」以降の展覧会について説明。5年ぶりとなる美術館の収蔵品展示、漫画家の故馬場のぼるさん(三戸町出身)や写真家佐藤時啓さんの特別展を予定しているといい、佐藤館長は「地元の良さを改めて実感できる展示にしたい」と強調した。
トークイベントに参加した同市の伊原秀明さん(38)は「これまで美術館にあまり興味はなかったが、地元の美術館が新しくなれば足を運びやすい。全ての企画展を見に行きたい」と話していた。
「美術館のプロローグ」では今後、美術館建築を切り口にしたトークイベントや著名作家による作品解説、市文化協会選抜作家展などが開催される。
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