Free【競泳】大橋、個人メドレー2冠/200㍍でも金
東京五輪第6日の28日、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(25)=イトマン東進=が2分8秒52で優勝し、400メートル個人メドレーとの2種目制覇を成し遂げた。競泳の日本勢で金メダルを複数つかんだのは、男子平泳ぎで2004年アテネ、08年北京と2大会連続2冠に輝いた北島康介以来で、女子では初めての快挙だった。
北島を育てた平井伯昌コーチの指導を仰ぎ、水の抵抗を受けにくい泳ぎを身につけた。16年リオデジャネイロ五輪後に日本女子のエースに成長し、世界選手権では17年に200メートル個人メドレーで銀、19年に400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。
初出場の今回、25日の400メートル個人メドレー決勝では落ち着いたレース運びで制し、さらに大輪の花を咲かせた。