Free高校野球青森大会、きょう開幕 53チームが甲子園目指し熱戦
第103回全国高校野球選手権青森大会は13日、青森県内4球場で開幕する。出場53チームが、2年ぶりに開かれる全国大会(8月9~24日・阪神甲子園球場)を目指して火花を散らす。初日は4球場で1回戦計8試合を実施。ダイシンベースボールスタジアム(青森市営)では、試合に先立って午前8時半から開始式を行い、沢目悠宇主将(三本木)が選手宣誓する。
大会は13~20日にダイシン、八戸長根、六戸メイプル、弘前はるか夢の4球場で1~3回戦、22日からはダイシンで準々決勝以降を行う。16、19、25日は休養日、21日は移動日で試合は行わない。予定通り進めば、決勝は26日となる。
開幕前日の12日、各校はそれぞれのグラウンドで練習を行うなど最終調整。17日に初戦を控える八戸西は、ベンチ入りメンバーが筋力トレーニングをした後、守備練習などに励んだ。
日が暮れるまで守備練習に汗を流した八戸西ナイン。宮﨑一綺主将は「積極的な走塁を得点につなげることができた。目の前の一つ一つのプレーを丁寧に、先を見ずに戦いたい」と、春夏連続の甲子園出場へ完全燃焼を誓っていた。
大会は日本高野連の示したガイドラインに沿い、収容定員の約5割を上限に有観客で開催する。各校の応援は、野球部員を含めない生徒、教職員で上限を300人(うちブラスバンドは30人以内)とする。