Free低空飛行問題など詳細公表を 共産、東北防衛局に要請

福田哲也業務課長(左)に申入書を渡す齋藤美緒書記長(左から2人目)ら=7日、三沢市
福田哲也業務課長(左)に申入書を渡す齋藤美緒書記長(左から2人目)ら=7日、三沢市

米軍の輸送機オスプレイが小川原湖上を低空飛行した問題や、オスプレイを擁する米軍普天間飛行場(沖縄県)の飛行隊が三沢対地射爆撃場(三沢市、六ケ所村)などで14~24日に訓練を行うことを受け、共産党青森県委員会などは7日、東北防衛局に対し、対地射爆撃場での訓練中止や低空飛行問題に関する詳細な内容の公表を求めた。

 県委員会の齋藤美緒書記長や上十三地区委員会の市川俊光委員長ら4人が同市の三沢防衛事務所を訪れ、福田哲也業務課長に申入書を渡した。

 齋藤書記長は「小川原湖を基地の一部とみなすようなやり方は問題。14日から射爆撃場で訓練を行うというが、住民に不安感しか与えない」と訴えた。

 福田課長は、要請を局に伝えるとした上で「地元の人に不安を与えたのは誠に遺憾。適切に対応する」と述べた。

 
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