Freeぷっくり、緑鮮やか スナップエンドウ収穫本格化/三八地域
青森県三八地域でスナップエンドウの収穫が盛んだ。八戸市櫛引の農業寺沢昌一さん(68)方のビニールハウスでは8日、寺沢さんがぷくっとした鮮やかな緑色のさやを丁寧に摘み取っていた。
さくさくとした食感が人気のスナップエンドウ。安定した需要があるほか、軽量で作業負担が少ないことから同地域でも生産者が増加傾向にある。
寺沢さん方では、長年リンゴを中心に育ててきたが、5年ほど前からスナップエンドウに一部切り替え。2月に種付けを行い、今年は春に高温が続いたこともあり、例年より1週間ほど早い5月中旬ごろから収穫を始めた。
寺沢さんは「例年に負けない出来になった。今の時期にしか味わえない独特の甘みや食感を楽しんでほしい」と話した。
収穫は6月中旬まで。以降は露地栽培のスナップエンドウの収穫が始まる。