Free闇夜に浮かぶ「槍沢の桜」 22日までライトアップ
五戸町倉石石沢の蒼前神社境内にある「槍沢(うつぎさわ)の枝垂(しだれ)桜」のライトアップが始まり、闇夜に浮かぶ優美な桜が幻想的な雰囲気を醸し出している。
桜は樹齢100年以上とされ、幹回り約3・3メートル、高さ約17メートル。地区住民有志による「和の会」(小村喜幸代表)が管理している。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためライトアップせず、2年ぶりの実施となった。
小村代表によると、今年は気温が高かったため、例年より10日ほど早い13日に開花し、16日時点では八~九分咲き。天候にもよるが、20日ごろまでは見頃が続きそうだという。
16日は地域住民らが見物に訪れ、日中とは一味違う夜桜の魅力を満喫していた。小村代表は「桜からエネルギーをもらってほしい。花びらだけでなく、枝の雄大さも見てもらえれば」と話した。
ライトアップは22日まで。時間は午後7~10時。