Free【新型コロナ】青森県内12人感染 八戸は10代以下4人含む
青森県などは28日、県内で12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち6人が10代以下だった。保健所管内別では八戸市5人、弘前3人、東地方2人、青森市と上十三が各1人。県内の感染者数は累計944人となった。
八戸市によると、新たに感染が分かったのは、40代女性と性別非公表の10代2人、10歳未満2人。全員が軽症で入院中。いずれも感染者と接触していた。10歳未満と10代の計4人の行動歴は非公表だが、同一の集団ではなく、複数の感染経路があるという。接触者については随時検体を採取しており、検査結果は29日以降に判明する見込み。
市内の40代女性は、28日判明分を含む10代や10歳未満の陽性者と接触があった。19日から仕事を休んでおり、25日以降に頭痛や発熱などの症状が見られた。濃厚接触者の検査は終了している。
市内の10代2人のうち1人は19日に接触者として検査を受け、一度は陰性が確認されていたが、22日にせきや頭痛などの症状が出始め、再び受けた検査で陽性となった。10代のもう1人は26日、10歳未満の1人は27日にそれぞれ症状が出た。10歳未満のもう1人は、26日に接触者として検査を受けた。
28日は弘前と東地方の両管内でも各1人ずつ10代の感染が判明した。いずれも感染者の濃厚接触者だった。10代以下の感染が相次いだ格好だが、県は「6人全員が集まった事実はない」とした。
残る感染者のうち、上十三管内の50代女性と弘前管内の50代男性は感染経路不明。弘前の別の50代男性は27日に感染が判明した70代女性と同居していた。
東地方の80代以上男性は、既に感染が確認されている東地方管内の高齢者向け施設の従業員または利用者の80代以上女性と同居。青森市の50代女性は、この施設関係者と知人だった。