Free田子産ニンニクの「ガリステごはん」 21年バージョンお披露目
田子町産ニンニクのフルコース料理が楽しめる新・ご当地グルメ「田子ガーリックステーキごはん(ガリステごはん)」の2021年版が完成し、23日に町中央公民館で発表会が開かれた。今回は青森県立田子高の生徒が考案したメニューや、平内町の新・ご当地グルメ「平内ホタテ活御膳」とのコラボ料理を採用。29日から町内3店舗で提供する。
ガリステごはんは田子ニンニク料理推進協議会(佐藤剛大会長)が開発し、16年にデビュー。町の3大食材であるニンニク、肉、コメをメイン食材とし、肉巻きずし、9種類の創作前菜、地元食材入りのみそ汁などが楽しめる。ニンニクパウダー入り炭酸飲料「ジャッツ タッコーラ」、食後にニンニク入りアイスクリームも提供される、まさに“ニンニクずくめ”のメニューだ。
21年版は前菜に田子高生発案の2品が登場する。「ガーリック蕎麦(そば)つつけ春巻き」は、つつけ(かっけ)で豚ひき肉やキャベツを包んだ一品。「ニンニク入り冷製ミネストローネ 南部せんべいトッピング」は、生徒の「トマトベースのせんべい汁があったらどうか」という声から生まれた。
平内とのコラボ料理は「平内産ベビーホタテのガーリックしょうゆステーキ」。みそ汁の具はひっつみとネギになっている。
発表会では山本晴美町長、新・ご当地グルメのプロデューサー、ヒロ中田さんらが試食。佐藤会長は「多くの人に支えられてガリステごはんが5周年を迎えた。今後も出会いを大切にして、お客さんをもてなしたい」と力を込めた。
ガリステごはんの提供店は勇鮨(ゆうずし)、御食事処(どころ)なくい、町ガーリックセンターの町内3店。価格は1600円(税込み)。