Free下北ワインカノン「ダブルゴールド賞」受賞/アジア最大級コンペ

サクラアワード2021でダブルゴールド賞を受賞したサンマモルワイナリーの「下北ワインカノン2019」
サクラアワード2021でダブルゴールド賞を受賞したサンマモルワイナリーの「下北ワインカノン2019」

むつ市川内町のサンマモルワイナリー(北村良久社長)が製造した「下北ワインカノン2019」が、アジア最大級のワインコンペティション「サクラアワード2021」でダブルゴールド賞を受賞した。

 同コンペは、日本のワイン業界に携わる女性が審査する国際的品評会として14年に始まり、国内外から高い関心を集めている。21年は過去最多の32カ国から4562本の出品があり、ソムリエやワインスクール講師ら186人が審査した。

 カノンは、甘い果実味と酸味のバランスがとれたワインで、原料には白ワイン用ブドウ「ラィヒェンシュタイナー」を使用。19年産ブドウは天候に恵まれ、特に出来が良かったという。

 ダブルゴールドは最高賞のダイヤモンドトロフィーに次ぐ賞で、計275本が受けた。同社の受賞は初めてで、国内であまり知られていない品種を使っているとして特別賞も受賞した。

 北村社長は24日、市役所を訪れて喜びを報告。試飲した宮下宗一郎市長は「これまでのカノンより香りや味も特別。むつ市の気候風土で仕上がったワインが、世界に通用することが証明された」とたたえた。
サクラアワード2021でダブルゴールド賞を受賞したサンマモルワイナリーの「下北ワインカノン2019」

 
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