Free「霹靂」使用の奥入瀬ビール販売 コメの風味が特長
十和田市の十和田湖ふるさと活性化公社(佐々木千佳子理事長)は、青森県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」を副原料に使った「奥入瀬ビール ケルシュ 青天の霹靂」を製造した。同公社が運営する同市の奥入瀬ろまんパーク内で醸造しており、すっきりとした苦みとコメの風味が特長。同パーク内の施設などで4日から販売している。
東日本大震災をきっかけに立ち上がった「東北魂ビールプロジェクト」の一環。震災から10年を迎える11日に向けて、東北6県11社の醸造所が各地域のコメと東北産ホップを使ったビールを特別に製造した。
8日は佐々木理事長らが市役所を訪れ、小山田久市長に商品の完成を報告。 試飲した小山田市長は「軽い口当たりで飲みやすく、コメの風味も残る」と評価し、佐々木理事長は「県を代表するビールになって、皆さんに楽しんでもらいたい」とPRした。
1本330ミリリットル入りで550円(税込み)。アルコール度数は5%。約3千本の限定販売。問い合わせは、同パーク内の観光物産館「四季彩館」=電話0176(72)3201=へ。