発達した低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、青森県内は３０日も昼前まで荒れた天候となる見込みだ。

　予想される最大風速は海上２５メートル、陸上１６メートル。波の高さは下北６メートル、三八上北４メートル、陸奥湾２メートル。３０日午後６時までに予想される２４時間降雪量は山沿いの多いところで５０センチ、平地で３０センチ。

　３０日は三沢空港で東京線１往復２便の欠航が決まっている。青森空港では東京線や大阪（伊丹）線などで６便が欠航。津軽海峡フェリーでも大間発函館行き１便が欠航する。

　２９日の県内は、三八上北の一部や下北に暴風雪警報が出るなど各地で強風に見舞われた。最大瞬間風速は大間２３・８メートル、八戸２２・７メートル、十和田１９・１メートルなど。

　三沢空港では６便、青森空港は１０便がそれぞれ欠航。海の便では、青森―佐井と青森―脇野沢を結ぶシィラインが全便運航を見合わせ。津軽海峡フェリーの大間―函館間も全便が欠航した。