Free八戸市が今年の「10大ニュース」発表 1位は?
八戸市は15日、2020年の10大ニュースを発表した。1位は市内での新型コロナウイルス感染確認(3月)。同日の定例会見で小林眞市長は、10位以内の3件が新型コロナ関連であったことから、「今年を象徴するような結果だった」と強調。現在も感染状況が予断を許さないことから、引き続き予防対策の徹底と経済の維持、回復に全力を挙げる考えを示した。
10大ニュースは111人の市政モニターや市政記者クラブの報道機関、市長、副市長、教育長の投票で選んだ。
1位に加え、3位「市内でクラスター(感染者集団)発生」(10月)、10位「検査センターの設置」(6月)と、3件が新型コロナ関連となった。
2位は、15年11月の火災で社殿が全焼した蕪嶋神社の再建完了(3月)。古くから地元に愛されている同神社が例大祭に合わせて一般参拝が可能となったことがランクインした。
4位は8月の「市総合保健センター全面業務開始」、5位は1月の「八戸国体開幕」などと続いた。
小林市長は今年1年について「新型コロナに明け暮れた1年だったが、市総合保健センターのオープンなど、市政を前に進めるきっかけとなる1年でもあった」と回顧。来年に関しては「明るい方向性が出てきて社会経済が活発になり、皆さんが活躍できる年になるよう取り組みを進めたい」と述べた。