Free三農高とローソン、リンゴのパンを共同開発/31日発売
青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)と、コンビニ大手「ローソン」(東京)が共同開発した「三農 ゴロっとりんごパン」が31日から約1カ月間、東北6県のローソン全店で販売される。県産リンゴの主力品種「ふじ」の味わいや食感を楽しめる商品で、同校の生徒たちは「多くの世代の人に味わってほしい」とPRしている。
共同開発は今回5回目。パンは、農作物や食を通じて地域を盛り上げる同校の企画「支合しあわせプロジェクト」に参加した生徒12人が約4カ月半かけて発案し、製造は食品会社「工藤パン」(青森市)が担当した。
ピザ風の全粒粉入り生地に、ふじのジャムやシロップをトッピングしており、デザートとして食べるのにぴったりの商品だ。
同校の生徒と開発関係者が30日、県庁を訪れ、三村申吾知事に開発の経緯や特徴などを説明。試食した三村知事は「モチモチした食感がジャムと合っている。滑らかさもあっていい」と絶賛した。
価格は140円(税込み)。31日は十和田市内のローソン4店舗で生徒が店頭販売する。十和田バイパス店は午前11時~正午。