Free十和田のスポーツ施設「志道館」22年4月供用開始へ
十和田市が老朽化に伴い整備を進める、スポーツ施設「志道館」の建て替え工事の安全祈願祭が19日、現地で開かれた。建築費は14億6300万円で、2022年4月の供用開始を目指す。
新施設は現施設の東側に整備される。施工業者によると鉄骨造り2階建てで、敷地面積は5915平方メートル、延べ床面積が3281平方メートル。練習用施設として、武道館や相撲稽古場、弓道場、三つの多目的研修室を設ける。
現施設は建設から45年が経過し、老朽化が進んでいた。建て替えにより、多様化するニーズに対応できるよう利便性も向上させる。現施設は解体し、駐車場にする予定。
この日の祈願祭には、市や建設工事を担う地元の福萬組・田中組・経商事特定建設工事共同企業体の関係者ら約40人が出席し、神事などを執り行った。発注者である小山田久市長は「子どもから高齢者まで多くの人が利用し、武道とスポーツ活動を通じた人づくり、体力づくりの場として有効活用されることを期待する」と述べた。