Free交流プラザ「8base」完成 八戸圏域の魅力ぎっしり/東京・内幸町
八戸市が東京・内幸町に整備していた八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」が完成し、5、6の両日、現地で関係者向け内覧会が開かれた。八戸圏域8市町村の特産品を扱うほか、自慢の食材をふんだんに使った料理も提供する予定で、10日にオープンする。
JR有楽町駅と新橋駅間の高架下で、ジェイアール東日本都市開発が整備する商業エリア「日比谷OKUROJI」の一角に入居。40坪ほどの広さで、約70種類の物販や地酒などを豊富に取りそろえる。同市や都内で飲食事業を展開する「金剛」(大久保圭一郎社長)が運営に当たる。
35席の飲食スペースでは、新型コロナウイルス対策を徹底した上でサバ、田子牛などを使った約40種類の食事メニューを用意。移住促進やUターンにつなげるための交流会も定期的に開催し、アンテナショップとして多面的な機能を持つのが特長だ。
6日は参加者が店内を回ってランチを試食。エイトベースの「女将(おかみ)」を務める高橋泰恵さん(48)は「圏域それぞれのきらっと光る魅力が詰まっている。地元に帰ったような懐かしさだけでなく、日々進化している側面も伝えたい」と抱負を語った。