Free豊作豊漁、地域安全を祈願 谷地頭神社で春祭/三沢

「おがわら湖ものがたり」の奉納公演などが行われた谷地頭神社の春祭
「おがわら湖ものがたり」の奉納公演などが行われた谷地頭神社の春祭

三沢市北部の谷地頭神社(小笠原定彦宮司)と奉賛会(市川勲会長)は24日、同神社で「春祭」を開き、豊作・豊漁と地域の安全を祈願し、感染拡大が続く新型コロナウイルスの終息を願った。同市の「ユニット・輪」(栗村夏江代表)による奉納公演も行われ、参列者を楽しませた。
 この日は約40人が参加。神事は雅楽の音色が響く厳かな雰囲気の中で行われた。神社近くの小川原湖で取れた魚介類15品目を神饌(しんせん)として神前に供えた。
 祝詞の奏上、神社職員による舞楽「胡飲酒(こんじゅ)」奉納の後、参列者が玉串をささげ、今年一年の豊作・豊漁や、新型コロナウイルスの終息を祈った。
 その後、ユニット・輪が小川原湖伝説を基にした舞台「おがわら湖ものがたり」を、琴や語り、舞などで披露。美しい音色や寂しげな語りで参列者を物語の世界へといざなった。
 小笠原宮司は「豊作・豊漁であってほしい。新型コロナウイルスは1日も早く静まり、世の中が穏やかになれば」と願った。
「おがわら湖ものがたり」の奉納公演などが行われた谷地頭神社の春祭

 
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