Free氷上競技のジュニア選手、オリジナルカクテルで応援 老舗バー「洋酒喫茶プリンス」(八戸)

YSアリーナ八戸をイメージしたカクテル「氷都八戸スケーター」。売り上げの一部を寄付する
YSアリーナ八戸をイメージしたカクテル「氷都八戸スケーター」。売り上げの一部を寄付する

八戸市内でスピードスケートやフィギュアスケート、アイスホッケーに取り組むジュニア選手を応援しようと、八戸市長横町の老舗バー「洋酒喫茶プリンス」がオリジナルカクテル「氷都八戸スケーター」を販売している。1杯500円のうち、100円を青森県スケート連盟へ寄付する。

 これまで八戸三社大祭応援カクテル「神社エール」を提供し、はちのへ山車振興会に寄付を続けてきた同店。氷都八戸としてスケート文化の発展を願う同連盟の小笠原修副会長の思いを受けて、地元の氷上競技を応援するカクテルを完成させた。

 マスター佐々木良藏さんの息子、康貴さんが考案。YSアリーナ八戸をイメージしたカクテルで、八戸地域の地酒がベースだ。真っ白なリンクをヨーグルトリキュール、マットの青をライチリキュールで表現した。

 佐々木さん親子は「少しでも地域のスケート関係者に貢献したい」「子どもたちがもっとスケートを楽しんでくれたらいい」と力を込める。小笠原副会長は有望選手の県外流出や競技環境の課題を挙げつつ「難しい時代になっているけれど、(スケートの)火は消したくない。支援の輪が広がってほしい」と語った。

 
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