青森県は１９日、八戸市・三戸地方保健所管内の手足口病警報を解除した一方、新たに上十三と青森市・東地方両保健所管内に水痘注意報を出した。

　県が同日公表した感染症発生状況（９～１５日）によると、手足口病は八戸市・三戸地方で新規感染者数が１定点医療機関当たり１・４３人（前週比２・５７人減）となり、終息基準の２人を下回った。上十三は２・３３人（２・３４人減）で警報を継続した。

　水痘は上十三１・３３人（１・３３人増）、青森市・東地方１・００人（０・２９人増）で、共に注意報の発令基準の１人を超えた。

　伝染性紅斑（リンゴ病）は、八戸市・三戸地方４・４３人（０・７２人増）、上十三２・３３人（０・５０人増）、むつ保健所管内３・２５人（１・００人増）、青森市・東地方６・２９人（１・４３人増）で、いずれも警報を継続した。