Free入賞の個人、学校たたえる/本社新聞感想文コンクール
デーリー東北新聞社は16日、八戸市の本社メディアホールで「第15回デーリー東北新聞感想文コンクール」の表彰式を開いた。各部門で入賞した小、中学生、高校生計34人、優秀学校賞に輝いた市立三条小、八戸聖ウルスラ学院中、青森県立八戸東高の3校をたたえた。
コンクールは、▽小学3・4年生▽同5・6年生▽中学生▽高校生―の4部門で作品を募集。県内の小、中、高の27校から過去最多の971編が寄せられた。
式には、入賞者と優秀学校賞に選ばれた各校の代表者が出席。広瀬知明社長やデーリー東北販売店会の下斗米隆穂会長らが一人一人に賞状を手渡した。
広瀬社長は受賞作について、「世の中のさまざまな出来事に関心を持ち、自分事に捉え、社会全体の課題として解決策を示すなど、力作ばかりでうれしく思う」と絶賛。「自分の考えを持つことが未来を切り開く力になる。今後も新聞を読み続けてほしい」と呼びかけた。
総評で審査委員長を務めた木村和彦編集局長は「新聞は読者と社会を結ぶ窓。窓をのぞいて得た心の気づきをうまく文章にまとめていた」と述べた。