Free安心できる地域づくりに貢献 八戸市と「まごころサポート」、見守り協定締結
八戸市は24日、デーリー東北新聞社と新聞販売店が展開するシニア向け生活支援事業「まごころサポート」の市内4店舗と、「八戸市地域の安心・安全見守り協定」を締結した。店舗スタッフが業務の中で市民の生活上の異変などを察知した場合、市と情報共有することで安心できる地域づくりに貢献する。
協定は市の「市地域の安心・安全見守り事業」に基づき、高齢者らの生活上の異変や虐待、消費者被害の兆候、市管理の道路や公園施設などで異常を見つけた際、速やかに市の担当課へ通報する。協定締結は今回を含め46事業者に上る。
「まごころサポート」は、買い物代行や病院の付き添い、草刈りなど高齢者の生活上の困りごとを有償でサポートする。市内外に9店舗あり、スタッフは74人。
締結式では、各店の店長と佐々木結子福祉部長が協定書に調印した。八戸柏崎店の奥田倫明店長は「公的な役割を担った責任感を持ち、地域の一員として役に立てるよう頑張りたい」と気を引き締めた。