Free会員らの個性光る絵画68点 「イーゼル会」最後の作品展、八戸市美で20日まで

個性が光る作品が並ぶ会場
個性が光る作品が並ぶ会場

八戸市の絵画サークル「イーゼル会」の第44回作品展が18日、市美術館で始まった。同会はこの展示を最後に解散することが決まっており、来場者は会員と最後の展示を惜しみながら、作品を鑑賞している。20日まで。
 同会は1979年に設立。週1回の教室で研さんを積み、市内で定期的に展示会を行ってきたが、会員の高齢化で活動継続が困難と判断し、解散を決めた。

 今回は会員18人と元講師2人の作品68点を展示。主に青森県内の風景や静物画、人物画などの油絵が並び、会員それぞれの個性が光る。小作品から大型作品まで、さまざまな表現を楽しむことができる。

 会の解散に「今は『やりきった』という感じ」と充実感をにじませた藤島廣司会長。「しっかりデッサンに取り組んで描いてきた。個人個人の特徴を見てほしい」とアピールしている。

 入場無料。時間は午前10時~午後5時(最終日は同4時)。

 
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