階上町の「はしかみハマの駅あるでぃ～ば」の来場者１５０万人達成を記念したセレモニーが１４日、同施設で開かれた。節目の来場者となった八戸市の阿部ケイ子さん（８６）、田中静栄さん（６１）親子や関係者がくす玉を割り、施設のさらなる活性化を期待した。

　町特産の魚介類を販売する産直やレストラン、調理実習室などを兼ね備えた施設として２０１８年にオープン。来場者数は２０年４月に５０万人、２２年７月に１００万人を達成している。

　この日は施設を運営する「はしかみふるさとラボ」理事長の荒谷憲輝町長らも駆け付け、「今後も漁業者の所得向上に向け、魚食普及の発信施設として寄与したい」とあいさつ。阿部さん、田中さん親子に海産物の詰め合わせや５千円分の食事券を贈った。

　阿部さんは「わが家も漁業関係だが、ウニやアワビが欲しいときはここに来るの」と笑顔。田中さんも「１１月に家族が帰省するので、その際に再び訪れたい」と語った。