Freeにんにくみそスティック、枝豆モンブラン最優秀賞 田子で料理スイーツコン

久保はるみさん考案の「にんにくみそスティック」(写真上)と、川名美夏さん考案の「枝豆モンブラン」
久保はるみさん考案の「にんにくみそスティック」(写真上)と、川名美夏さん考案の「枝豆モンブラン」

田子町産ニンニクとエダマメを使った料理・スイーツコンテストが12日、町内のみろく館で開かれた。料理部門6点、スイーツ部門11点を審査した結果、久保はるみさんの「にんにくみそスティック」と、川名美夏さんの「枝豆モンブラン」がそれぞれの部門で最優秀賞に選ばれた。

 コンテストは、農業者の所得向上策を協議・提案する町農産物美人華(べっぴんか)プロジェクト(佐藤富栄委員長)が主催して4回目の開催。今回は山本晴美町長ら7人が、斬新さや料理のしやすさ、食感や食べやすさなど5項目で採点した。

 「にんにくみそスティック」は、ニンニクのみじん切りを豚ひき肉と炒めて味付け、餃子の皮に大葉をのせて包み、焼き色を付けた一品。久保さんは「簡単に作れて、弁当の一品にも酒のつまみにもなるように考えた。多くの人にニンニクを野菜の一つとして活用してもらえたらうれしい」と話した。

 「枝豆モンブラン」は、スポンジと生クリーム・クリームチーズを2層重ねた上で、エダマメと生クリームをミキサーで混ぜ合わせたクリームで包んだ。川名さんは「口当たりを良くするために薄皮を取り除くなど、手間は掛かったがきれいにできた。これからも田子の野菜をおいしく活用できるレシピを考えたい」と語った。

 山本町長は、「田子町産農産物の可能性を堪能できた。他の参加者の皆さんも、改善を加えて次のコンテストでは最優秀賞を目指してほしい」と講評した。

 出品された料理・スイーツのレシピは、町ホームページで公開される予定。

 
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