Freeジュニアアスリート側面支援へ 青森県庁に第1号自販機
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社(谷村広和社長)は青森県と協同し、自動販売機の売上の一部をジュニア選手の育成促進や活動資金に活用する取り組み「あおもりスポーツアカデミー事業支援自動販売機」を展開する。8日、県庁で第1号機設置の披露会が開催された。
この取り組みは、2026年に開催される「青の煌(きら)めきあおもり国スポ・障スポ」をはじめとする全国大会や、五輪などの世界大会で活躍するジュニア選手を県から輩出するという県の「あおもりスポーツアカデミー事業」の趣旨に同社が賛同し実現。自動販売機は、マスコットキャラクター「アップリート君」がデザインされたオリジナルのラッピングが施され、事業推進と県民の認知を向上させる目的で設置される。
披露会には、宮下宗一郎知事や谷村社長ら関係者6人が参加した。谷村社長が「取り組みが今後のジュニアアスリートの発掘・育成につながることを願う」と期待を述べ、宮下知事が「このような応援があってのアスリートの活躍だと感じる。関係市町村の協力も募り、取り組みを全県に広め、県からジュニア選手が羽ばたいて行けるような支援を改めてしていく」とあいさつ。続いて関係者らが自動販売機の除幕を行った。
自動販売機は今後も県内で展開を拡大していく予定で、第2号機は黒石市役所わのまちセンターに設置される。