Freeロボット操作、ゲーム白熱 八戸・是川中生がプログラミング体験
八戸市立是川中の2年生が3日、誘致企業でウェブシステム開発などを手がける「トイ」(本社・東京)の協力を得て、同社オフィスのある八戸工業大でプログラミングを体験した。生徒は地元の会社への理解を深めつつ、プログラミングの楽しさを学んだ。
市のはちのへ地元企業ファンづくりプロジェクト事業の一環で、生徒22人がロボットカーを動かすプログラミングに挑戦。「マイクロビット」を使い、前進や左右への進行など、11チームに分かれてプログラムを組み立てた。ロボットを走らせ、コース上の通過点にあるコインなどを取得しながら、ポイントを競う白熱したゲームも行った。
関川凜菜さん(14)は「機械は苦手だけど、簡単な操作も多くて興味が持てた」と笑顔。プログラマーに関心がある佐々木遼介さん(14)は「ロボットを動かすのは始めて。もっと研究したい」と刺激を受けていた。
トイ東北本社の笹山佳世支配人は「ITで社会に貢献していければ。子どもたちが将来を考えるきっかけにしてほしい」と話した。