Freeタッコ―ラで乾杯、交流再開に笑顔 米ギルロイ市使節団、5年ぶり田子訪問
田子町と姉妹都市提携を結んでいる米国ギルロイ市の友好使節団19人が5年ぶりに町を訪問し、「にんにくとべごまつり」などに参加した。このうち10人が7日、田子町役場に山本晴美町長、澤口勝町議会議長らを表敬訪問し、プレゼント交換などを通して友好のさらなる発展を誓い合った。
田子町とギルロイ市はニンニクを縁に1988年に姉妹都市協定を締結。以来毎年のように使節団を送り合っていたが、コロナ禍により2019年からは途絶えていた。
使節団一行は同まつりに参加したほか、田子中の訪問や歓迎会への参加を通して、生徒や一般町民と交流した。
7日の表敬訪問では、山本町長が「交流が再開して、わくわくするし安心もする」とあいさつ。ギルロイ市姉妹都市協会のデービッド・ピープルズ会長が「田子町に帰るのをとても楽しみにしていた」と答えた。
続いて、ハロウィーンにちなんでお互いに「トリック オア トリート」と言い合いながらプレゼントを交換。ギルロイ市側は、酒を愛した世界の偉人が描かれたショットグラスとバーボンのセットを贈った。
最後には、ニンニク粉末入りの炭酸飲料「ジャッツ タッコ―ラ」で乾杯し、笑顔でお互いの友情を確認した。